虫がいるから人間がいる
自然豊かな亀山湖では神様トンボと呼ばれるハグロトンボをよく見かけます。
ヒラヒラと舞うように飛ぶ姿は、能舞台を見るような幽玄さを感じさせてくれます。
さて、地球の住人は私たち人間だけでなく、他にも数多くの生き物がいて、様々な役割を持って生きています。
そのことを「生物多様性」と言い、とても大事な事です。
虫たちのような小さな生き物がいて、それを小動物が食べ、更にその小動物を人間が食べる事で、この地球の食物連鎖は何百万年も続いてきました。
昔の人は、虫たちの命と、自分たちの命は連鎖によって繋がっていることを、きっと理解していたと思います。
今は、家畜の登場により、虫の命と、自分たちの命が繋がっていること、または、繋がっていたことは、なかなか体験として理解する事は出来ません、実際に狩りをして食料を確保することなど、今の時代は皆無と言って良いくらいですから。
しかし、虫がいるから、人間がいる。
その事実は、今も昔も変わる事はありません、
虫たちも、例えばダンゴムシなら落ち葉を食べて糞をして、落ち葉を土に還していく、ミツバチなら花の受粉など、様々な役割を持って生きています。
トンボも、水中のヤゴの時代はボウフラ(蚊の幼虫)を沢山食べて育ちます、なので意外と水辺は蚊が少なく、都会の方が多いことが分かります。
刺してくるような危険な虫なら、急ぎ離れないと行けませんが、危険性の少ない虫であれば、見た途端にギャー!ワーッ!と騒がず慌てず、その虫の役割を探してみてはいかがでしょう?
きっと、その虫にも役割があり、連鎖してどこかで、私たちの命と繋がっているに違いありません。
そんな目で、優しく自然の虫たちを眺めてみてはいかがでしょう、きっと新しい発見があると思います。
亀リトでは、そんな生物多様性を学ぶ環境学習を行っています。
森の生き物について、水辺の生き物について、楽しく自然を学んでみませんか?
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