リトリートとは?リトリートの意味
リトリートを辞書で引くと「隠遁・避難・待避所」などと出てきますが、それは単語の意味、我々のような旅館ホテルの分野では「転地療法」と呼ばれます。
忙しい日常から離れて、自然の中で癒されることを指します、昔で言えば湯治や養生が近いです。
語源は諸説あるそうですが、私が好きなのはre-treatment(リ・トリートメント)
つまり、髪のダメージを修復する事と同じで、ご自身を自然の中でre(再び)treatment(修復、治癒)して、体ツヤツヤで心イキイキの自分を取り戻す、または見つける事です。
修復する人体の3要素を「ボディ・マインド・スピリット」と呼び(髪なら頭皮・毛根・毛髪?)この3つのバランスを取り戻したり、高めたりする旅がリトリートです。
治療家が治すのではなく、大自然のチカラで私たち自身の自然治癒力を、温泉や美味しい料理、ヨガや森林浴などのセラピーで最大限に高めて行きます。
また、はっきりとした定義が決まっている訳ではなく「隠れ家」という意味でも使われているようです。
渓谷深い場所にあったり、静かな離れのある宿屋さんなどは、そのような使い方も良いかも知れませんね、群馬県はリトリートを「隠れ家」の意味で使い観光振興に取り組んでいます。
私がテルムマランにいた20年前は、リトリートという言葉は一般的ではなくタラソテラピー(海洋療法)と言っていました、サザンクロスは滞在型リゾートと表現、どちらも自然の中で癒されるという意味では同じです。
ようやく転地療法もリトリートという言葉で一般的になってきて嬉しいです。ミドリマン、ずっと転地療法の世界にいます。
リトリートの目的をネットで調べると「自分を見つめる、内省する」と内に意識を向けると言った表現がリトリートホテルやリトリートツアーなどで目立ちますが、
亀リトの場合は「自然体験型リトリート」むしろ積極的に外に意識を向けて自然を楽しみます。
外の自然と繋がる事で、ご自身の中に内なる自然を感じる事が出来ます。
難しい話ではなく例えばウグイスの鳴き声を観察すると、それを情緒として「春がやってきた!」と心の内に明るい春を感じたり、焚き火の炎を眺めているうちに自然とマインドフルネス(瞑想)状態になっていたり、
冬はオリオン座で小三ツ星を観察(双眼鏡でしか見えない星です)小三ツ星を見つけた時は外と内の区別もなく、我を忘れて大ハシャギ!(無我・夢中は最高の自然との一体感)など、
外を観察しながら内を癒して行きます。
このようなストレスが解消されて「ワクワク」や「ドキドキ」と心がときめいた瞬間に、自然治癒力は高まると言われています(養生家・ホリスティック医療の権威 帯津良一氏による)
自然は本来、外も内も無く繋がり合い、互いに連鎖し合って共存共栄で成り立っています。
人が作った人工物はいくらでもありますが、肝心の私たち人間自体は自然物であって人工物ではありません、私たちは、いつの間にか自分も自然の一部であることを忘れてしまいました。
リトリートとは、私の言葉で言うなら社会的動物である「人」が自然物としての本来の姿「ヒト」に戻ること。
社会的立場や、現在の自身の環境を守るために身に付けた思想など、様々な社会的な「鎧」を脱ぎ捨てて身軽になる事です、重荷になってしまっている心身の錆を落とす場所です。
自然は何の社会的縛りもなく自由です。
従うのは自然摂理のみ、亀リトに参加すると自然との繋がりを取り戻し心身の自由と「世界観」が広がります。
【ご感想の例】
例1「星空観察を体験して、夜空を見上げる習慣が付きました!」今まで2階か3階までの平面しか見ていなかったけど、夜空を見上げる習慣が付いて視野が広がったご家族より。
例2「秋の虫の声、街に戻っても外から聴こえてきました!」今まで秋の虫が鳴いていることすら意識していなかったけど、ベランダに出ると外は秋の虫の大合唱だったと気づかれた方より。
例3「ランチしてたら、足元のコオロギからお礼を言われました!」どこにドライブに行ってもコオロギに出迎えられ、お礼まで言いに来たと勘違いしている某スタッフより(1つ前の日記参照)
薪割り体験も大事なリトリート!自然体験をしながら、薪を触り焚き火の炎に触れ、そのワクワクとドキドキ、割れた時の最高の爽快感!!
忘れていた自然との繋がりを、楽しみながら取り戻して行きます。
ヨガは呼吸と伸びを意識した簡単なポーズのみ、初めての方でも問題なくご参加いただけます。フィットネスを意識したヨガは「日常」の話です。
こちらは非日常(私は新日常と呼んでいます)旅先です、ヨガはあくまでも自然と繋がる(自然と自分との一体感)為の方法の一つ、ご希望によっては森林浴や気功に変更する場合もあります。
ホリスティック医療、ホリスティック医学の帯津良一氏より気功法を習うミドリマン、リトリートはライフワークなので休日でも各種研修会に参加するのが大好きです(仕事が緑なのでプライベートは青が好き。。笑)
仕事モードのミドリマン、ちょっと説明しないと難しかったリトリートを簡単に、ご家族でも気軽に体験できる取り組みをしています。
もちろん、本格的に大自然のリトリートを望む方には秘境スポットをご案内します!
ご家族でも、ご友人同士でも、日帰りでも、ご要望に合わせたリトリート開催しております。
気軽にお問合せください、お待ちしております。
リトリートの聖地奥房総より
ミドリマン(プライベートはブルーマン)