【自分のリトリート1】ミツカドコオロギのお礼
【2022年9月10日ブログ記載】
夏の繁忙期を終え、昨日と一昨日は休館日でスタッフ一同、休みを頂いておりました!
伊勢神宮にお参りに行ったスタッフもいて、私のリクエストである「赤福」もお土産で頂いております(笑)
さて、私は「本栖湖」にドライブに行ってきました!
友人がSNSに本栖湖でのSUP(スタンドアップパドルボード)の画像を公開していて「こんなに綺麗な湖があるのか!」と思い、早速行ってきました!
到着したら、画像の通り一面のエメラルドブルー!!綺麗!!
湖畔で何をする訳でもなく癒され、たそがれていると「ジジジジジジジ」と、ミツカドコオロギの鳴き声が。。
亀山温泉ホテルのブログでも秋の虫について書いて「ブログ見たよ!」とか「虫の声を気にするようになった!」など、
虫ブログは反響も大きく、私自身もアンテナの感度が高まっており、鳴いているとすぐ音をキャッチしてしまいます。
「亀山温泉ホテルのブログ記事」
https://www.kameyamaonsen.jp/news/entry-1216.html
ミツカドコオロギの生息域を調べたことはありませんが「こんなに標高が高い場所にもいるんだ。。」と何気なく思いました。
その次は、隣の「精進湖」に向かいます!
こちらはエメラルドグリーン!!不思議!
理由は分かりませんが、本栖湖と随分と色が違いました。
そして、ここでもミツカドコオロギが鳴いているのを私の耳がキャッチします。
帰り道は人混みを避け、静かな「道の駅すばしり」で足湯タイム♪
すると、足湯の隣の茂みから。。「ジジジジジジジジ」と。。ここにもいる!(笑)
こうして、1日目の休みは何処に行ってもミツカドコオロギのお出迎えがあり、日帰りで帰宅しました。
休日2日目、初日のドライブ疲れもあり近場で過ごし、近所にある「クルックフィールズ」のランチに行きます。
「クルックフィールズ」
こちらは音楽プロデューサーの小林武史さんが手がける、サスティナブルを目的としたテーマパーク、ランチ以外にも様々な体験プログラムが用意されています。
今度はコクーンというホテル宿泊、ライブラリーや直売所まで出来るようで、持続可能な社会づくりを目指した取り組みをされている施設です。
そこで、ランチを注文して(人参ハンバーグが最高でした!)食べていると、足元に何かピョンピョンと飛び跳ねる黒い物体が、、
「ミツカドコオロギ!!」
今日もか!!笑
私は早速捕まえ、外に逃がしてあげました。
スタッフさんがしゃがみこんでいる私を見て、何をしているんだろう。。?と不思議に思ったみたいで、
私「今、コオロギがいたんで逃がしてあげたんです」と言うと、
スタッフさん「コオロギですね!朝の掃除の時に見つけたのですが逃げられてしまって。。」
と仰っていました、どうやら現場の問題も解決したようです!(笑)
動きの遅いエンマコオロギと違って、ミツカドコオロギはサイズも小さく、ピョンピョンと素早く飛び跳ねるので、捕まえるのは大変です、私も何とか捕まえました。
この1匹のミツカドコオロギは、私の座席まで来て、何だかお礼を言いに来てくれたように勝手に感じました。
「ブログで紹介してくれてありがとう!自分たちも生きているよ、頑張っているよ!」と、彼らなりのメッセージを送ってくれたのかも知れません。
地球の住人は人間だけではありません、多種多様な生き物と共存共栄しながら、この地球は成り立っています。
陰の存在に意識を向けることで、彼らの存在に気づく事が出来ます。
私たちが気づくずっと前から、彼らは毎年この時期になると無償のコンサートを始め、優しい音色で私たちを励ましたり、慰めてくれています。
今夜は、中秋の名月です。
満月と、秋の虫の鳴き声を、外に出て楽しんでみませんか?
※【2024年8月30日追記】
このブログを書いてから2年、更に秋の虫の鳴き声に詳しくなりました。
クルックフィールズで捕まえたコオロギは確かにミツカドコオロギでしたが、夏の終わりという時期的にも、この各地で出迎えてくれたコオロギは「ツヅレサセコオロギ」だったようです、今では鳴き声の違いが明確に分かります。
今もまさに、亀山湖周辺はツヅレサセコオロギがジージージージージーと鳴いています、夏の終わりを感じさせてくれる鳴き声で、そういえば子供の時の夏休みの終わりも、確か、このコオロギ鳴いていたなぁ、、と思い出しました。
48歳になった今は、夏の終わりは、むしろ暑さの収まりで嬉しい気持ちの方が強いですが、この子供の頃に感じたツヅレサセコオロギの鳴き声の情緒を忘れずにいたいものです。
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【追記】自分のリトリート実践例です。
【リトリート番外編】