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自分のリトリート15【水無川】

【2025年2月11日ブログ掲載】

自分のリトリートで神奈川県の「水無川」に行ってきました!!

自分のリトリート11では森戸川を遡行し、これだけ乾燥が続いたならそろそろリベンジのタイミングかなと思っていました。

しかし、森戸川林道は細道が続くので、私の好みとしては視界がひらけた感じの方が気分的に良いため、無理してゴール達成を目指さず他の川も探してみました。

こちらが昨年の森戸川遡行の様子、源流に向かって細道がずっと続きます。

今回は森戸川以外の川を調べます。

相模川は大きい川で、上流に向かって行くと津久井湖や相模湖があることは知っていますが、隣の金目川の上流がどうなっているのかが、いまいちよく分かりません。

画像は神奈川県HPより引用、なんと金目川水系は生態系も豊かで上流にはいくつもの支流があるではありませんか!!

その中の一つに「水無川」とありました、これは興味深い。。Googlemapで見る限り、両サイドが緑化されていて景観もとてもひらけています、これは行くしかありませんね!!

と、いう訳で水無川にGO!!千葉県の河川は詳し過ぎるぐらい詳しいので(現役の自然ガイドですから)こうして、非日常を求めて対岸の神奈川県や東京に行くことが多いです。

アクアラインを渡ると転地(リトリート)した気になり、気分も変わります。

きっと、対岸から千葉県にいらっしゃる方も、そんな気持ちなんじゃないかな、なんて思ったりします。

さぁ!千葉から1時間半くらいであっけなく水無川に到着!!もう自撮りにもすっかり慣れました、刑事ドラマの刑事みたいでイケメンでしょう!!

まさに水無川!!本当に水がありません!!

夏場の雨が多い時は水があるようです。

さて、今日は上流にずんずんと進んで行くことにしましょう。これだけ周囲がひらけていると、うっそうとした感じは全くなく、とても気持ちが良いです。

上流に向けて、ずんずんと歩いて行きます。

上流に向けて歩いていくと、、ん・・??もしかして水??

砂防ダムがありました!!水が流れています!!

ご覧ください!!水がしみ込んで川の水が無くなっていく決定的瞬間です。

ここから上流が名付けるなら「水有川」ここから下流が「水無川」です!!

水無川を遡行(さかのぼるという意味)して、水無川が水有川になるところまで歩きましたよ!!嬉しい!!

「ここから水無川」になっている決定的な場所を見つけてピースするわたし!!

そして、ここで強いデジャブが私に起こります。

あれ?この経験、前にもあるぞ。。と。

こちらは山梨県の御勅使川(みだいがわ)こちらも渇水の時に干上がり、遡行して川の水が無くなる部分を突き止めたことがあります。

もう10年くらい前のリトリートのこと、全く同じことを山梨でもしていたことを自分でも忘れていました。

そのとき、どんな課題があって、どんなことを思っていたのかは忘れてしまっていますが、確か山間にこれらの地域を水害から守る水宮神社があって、そこに参拝した記憶があります。

砂防ダムの堤防で、ゴロンと仰向けになって見上げた青空が最高に気持ち良かった、工場が近くにあったのを覚えています、きっと何かしらの悩みがあって世間を少し離れたい気持ちだったのでしょう、とてもリフレッシュ出来たのを覚えています。

どうやら、私は盆地(甲府や安曇野などに良く行きますし)や川の扇状地(私は小田原に10年住んでいました)など、山に囲まれて景色がひらけた場所が好きなようです。

よくよく考えたら、今、働いている亀山湖も、湖があるくらいですから水のたまる周囲が360度山に囲まれた盆地のような地形です。

歩いている時も、いろいろ思いは巡りますから、思わぬ自分の好みを知る気づきになりますね。

無意識すぎて自覚できなかったことも、リトリートでは自覚するきっかけになるようです。

そう言えば、最近、コツコツと時間がある時に読んでいる「東海道中膝栗毛」も、大井川とか掛川とか、本を読んでイメージの中に出てくる情景はこんな感じです、川があって遠くに山が見えて、と。

この美しい自然を、ずっとずっと世代が移ろっても、未来永劫まで守れるようにしていきたいものです。

さらに上流に歩いていくと、あれ??私は水無川の「最後の水の場所」を見つけたつもりでいましたが、横にトンネルが。。

どうやら、この水は、水無川にそそぐ支流の一つに過ぎなかったようです。

さらに上流に進むと、、ガーン。。水無川は続くよどこまでも。

支流の上はまた干上がっていて、見る限りどこまでも水無川です。

西日もすっかり落ちてきてしまいました、これ以上、上流に行くと日が暮れてしまいます。

森戸川もそうですが、ムキになって源流を見つけることが目的ではなく、あくまでも訪問目的はリフレッシュ目的のリトリートですから場所のゴールを目指すことには執着していません。

なので、ここで引き返すことにします。

近くに「秦野市カルチャーパーク」があったので、そこで缶コーヒーを買い、テニスを楽しんでいる方や、河川敷で犬の散歩やジョギングなどをしている穏やかなヒトを眺めながら、私も穏やかなヒトになり、帰路に着きました。

こうして改めて自分の好みも発見しながら、自分のリトリートは続いていきます。

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自分のリトリート実践例です。

自分のリトリート1

自分のリトリート2

自分のリトリート3

自分のリトリート4

自分のリトリート5

自分のリトリート6

自分のリトリート7

自分のリトリート8

自分のリトリート9

自分のリトリート10

自分のリトリート11

自分のリトリート12

自分のリトリート13

自分のリトリート14

自分のリトリート15

自分のリトリート16

リトリート番外編

リトリート休養術