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夏の渓流ガイドの様子です

まだまだ残暑が続きますね!

今年の夏は「レイクリトリートプラン」「広域ネイチャーガイド」が、過去最高のご予約を頂きました。

私(豊島)も連日お客様の引率で大忙し、学校関連や企業研修などの団体様から、ご家族連れまでいろんな方を奥房総をご案内しました。

レイクリトリートプランなども、元々の内容は「自然散策&湖畔ヨガ」ですが、暑くてヨガどころでなく川遊びに変更というノリになり、高頻度で渓流にご案内

夏休み期間なので、お子様も多く自然の中で貴重な原体験をされていました(公開OKの画像のみ紹介しています)

最近は世間もリトリートブームだそうで、旅行会社さんの視察体験なども多く、とても充実した夏になりました(自分の遊びも両立しましたよ!

さて、そんな中、今年は網を持って行くことが多く、セミを捕まえたり、川魚を捕まえたりして、お子様は楽しんでいました、やっぱり「網」を持って行くと楽しめます!

こちらのお子様は、どうしても泳ぎの速い「ハヤ」を捕まえることが出来ず、諦めかけた瞬間奇跡が!団体様が押しかけてきて、その団体様から逃げるようにハヤが逃げてきて、無事に捕まえることが出来ました。

秘境探検の様子6:55分あたりがハヤ」※このコースは通常ご案内していません。

私も網ですくってみて、皆様に捕まえた川の生き物をご紹介、何と「ホトケドジョウ」がいました!

淡水の綺麗な川に生息するドジョウで、シルエットが普通のドジョウよりもずんぐりとしています。

淡水のエビ「スジエビ」も簡単に捕れます!

もちろん、生態系を壊さないように観察を終えたら、すぐに逃がしてあげます。

いろんな方が奥房総に来て癒されて街に帰って行く、ただのストレス解消ではなく、生態系を観察することで自然との繋がりや、チバニアンなどで地球との繋がりを感じながらのリトリートツアーです。

チバニアンのレクチャーを受ける団体様。

皆様、とても良い笑顔で街に戻られて行きました。

きっと、ホトケドジョウもスジエビも喜んでいると思います。

観光事業者からの「おもてなし」だけでなく、ホトケドジョウやスジエビ、ハヤ、その他、奥房総で出会った全ての「自然界からのおもてなし」が、私たちを暮らしや仕事を頑張る「人」から、彼らと同じシンプルな自然の一部「ヒト」に戻してくれているように思います。

また来年も、再来年も、未来永劫、この美しい自然を守って行けますように。

その恩恵として街に住む全ての人が、定期的に自然に還ることで、健康的なライフスタイルや癒しを得ることが出来ますように願いを込めて、今年の夏の締めくくりとさせて頂きます。

奥房総の案内人 豊島大輝(ミドリマン)