【自分のリトリート9】滝行を体験
奥多摩の九頭龍の滝で滝行をしてきました!
最近、いろんなメディアが私のことを「リトリートの達人」と紹介してくれているので、達人としては滝行も経験しておかないと行けません(笑)
ネットで調べると、どの滝行も画像で見ていると普通の滝に見えるけど、いざ滝を前にすると迫力に驚くなどと経験者は書いていますが、確かにその通りでした。
遠くから画像で見るのと、真下に行くのではまるで違います、水の落下スピードも想像以上に速い。
滝に近づくと「ズドドドドドドド。。」と地鳴りのような音が聞こえて、水の落下が起こした強い風と共に水しぶが顔に当たり「ここに入るの??」と、一瞬思うような迫力です。
参加者は、私以外に3名の男性がおり、そのうちの1人が撮ってくれました。
ウォーミングアップを終えて、滝に入る作法をお坊さんから習います。
1番手は私です、習った作法通り滝に一礼して「エイ!」と手で空を切るようにして滝に入水します!
右側が指導役のお坊さん、左側が私です。
凄い水圧!息が出来ない!前も見えない!!
習った通りの言葉を唱え、また「エイ!」と空を切って滝から出て、滝に一礼します。
1回目の入水の様子、首を前にかがみ過ぎていたようで、頭にガガガガガガガ!!と強い水流が当たり続けます。
終わった時は頭が激しく上下に動いた脳震盪のような状態でフラフラ、後で撮ってもらった画像で位置を確認すると、右に寄り過ぎていたのも分かりました(いざ実際に入水すると、目の前が真っ白で位置感覚が分かりません)
水はとても冷たく、夏とは思えない水温です。
全員一巡が終わり、次は2回目です、2回目以降は画像が残っていませんが、もう少し左の位置に場所を直しました。
2回目が一番時間が長く、お坊さんがお経を唱えている間、ずっと入り続けます。
私も少し、余裕が出てきました、1回目のように下を向かず、いつもヨガで行っている「山のポーズ」のように、頭を天頂に向けるイメージです(手は山のポーズと違い、合掌しています)
そうすると、脳震盪を起こすような頭が上下に揺れる振動は無くなりました。
また「エイ!」と空を切り、滝から退出、2巡目も全員終わりました、爽快感や達成感が半端じゃありません。
私も含めて、皆さん、かなりスッキリした様子で、それぞれが達成感でハイテンションになっています。
3巡目は選択で、やりたい人は入る、これで滝行を終える方は終える、との事でした。
私は迷わず「やります!」と回答!他の3名の男性はスッキリして納得行ったようで終了です。
そして、私だけ3回目の入水!!3回目は時間制限や唱える言葉などの作法は無く、自分が納得行くまで入るという内容でした。
随分と余裕が出てきました!普段のヨガが活かされています。
まず、1回目よりも左の一番滝の水圧が強い場所に立ち、木のポーズや山のポーズのように頭を天頂に向けて立ちます。
最初に「息が出来ない!」と思った感覚も、口呼吸をしてみたり、鼻呼吸に切り替えてみたり、全く見えないと思った前も、滝にはリズムや流水の隙間があり、何となくの地形も見えます、他の3人が滝を背に歩いて帰っている所も何となく見えました。
このまま、5分、10分とずっと続けていられるような気持ちになった3回目でしたが、お坊さんも待っててくれるので、多分2分位(滝に打たれていると、時間間隔が分からなくなります)で3回目の入水を終え、
とてもスッキリした心と達成感とともに、滝行を終える事が出来ました。
瞑想などで「無」になるのは訓練が必要ですが、滝行なら初めてでも強制的に「無」になれます(笑)
水圧に耐えるのに必死で、とても雑念どころではありません。
ここまで入ると、体も活性化してきたようで寒さは感じません、何か体の内側がポカポカしている感じです。
その後は近くの温泉施設「数馬の湯」で休憩、指導役のお坊さんと色々お話したら、お坊さんが「木更津の方なのですか?私も木更津のお寺ですよ」との事でびっくり!※私は君津勤務ですが住まいは木更津です。
なんと、お坊さんは、私と同じ木更津からいらしている方でした、私もよく知っているお寺さんです。
きっと、またどこかで何かのご縁があるかも知れません、今度、お寺の近くを通った際は立ち寄りたいと思います。
以上、自分のリトリート9、滝行の体験レポートでした。
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