自分のプチリト(その2)
さて、広尾のカフェで時間を潰したら、これからの今回の本題です。
夜にシンギングボウルのワークショップが開催され、それに参加するために広尾にやってきました。
シンギングボウルとは、仏具と同じ製法や金具で作られた楽器の事で、最近ではヒーリングやセラピーの分野でも使用されているようです。
開催まで、1時間以上、この周辺でしばし自然散策を楽しみます。
周辺には樹木葬などを行っているお寺さんもあり、都会のオアシスのような場所になっていました。
道沿いを歩いていると「ヤマモモ」を発見!
こちら亀山湖は、まだヤマモモは実っていません。
渋谷の方が、少し季節が早いようです。
地面に落ちたヤマモモ、地面に手を当ててみると地熱がたっぷり残って熱いくらいです、都会はコンクリートジャングルと呼ばれますが、
こうしてコンクリートやアスファルトが日中の太陽熱をたっぷり吸収して、夜に熱を放出し続けるので、夜は熱帯夜になることが良く分かります。
都会はエアコン必須な事が分かりました、またこうして都会は蓄熱するため、季節が進むのも早いですね。
亀山湖畔は、地面は土や水(湖)ですから、夕方になったらスーッと気温が下がってきます。
亀山温泉ホテルの中庭が、夕方に涼しいのはそのためですね、皆様、温泉上がりに中庭で涼を取っている姿を、よくお見掛けします。
その後は、お寺の縁側に腰かけます。
私はセラピスト上がりです、もう指導者無しでも自分で瞑想をすることが出来ます、かつては禅寺での座禅会も良く参加していて、座禅会以外で住職とサシで座禅することもありました(お寺さんは別のところです)
ひとり、目を閉じ、しばしの静寂を味わいます。
お寺の門をくぐると、外は渋谷の雑踏が広がっています、外からの音は、それなりに聞こえて来ますが、それでも渋谷とは思えない静けさです。
自然を周囲に求めるだけでなく、自分自身も自然の一部、静寂や安らぎといった自分の中にある自然とつながることも、リトリートでは大事なことだと思います。
心をコップの水と思えば良いと思います、いつもイライラしている人は、水面が波立っている状況です。
人に当たるような人は、心が揺らぎ過ぎて、コップから水がこぼれている状態で、止める方法を知りません。
あがいたり、もがいたりせず、ただ静かに目を閉じることで、水面は随分と穏やかになってくるものです。
長文の為(その3)に続く。
【追記】自分のリトリート実践例です。
【リトリート番外編】