薪ボイラーの導入(タイセイマシナリー社)による里山資本主義
平成27年2月より、亀山温泉ホテルでは薪ボイラーの導入及び本格稼働を行っております。
ボイラーとは給湯及び温泉加温の為に2つのボイラーが入っており、旅館においてこのボイラーは人間でいうところの心臓と同じ働きを担っております。
つまりボイラーが壊れてしまった瞬間から、旅館は営業をすることが出来なくなってしまうということです。
今回亀山温泉ホテルは、地元資源でもある 丸太 を燃料とする
薪ボイラーを導入しました。
今まではLPガスを燃料としたボイラーシステムでしたが、30年前の導入時期と比べて
およそガスの単価は2倍になり、海外資本に頼っているこの燃料においては上がることはあっても下がることはまずないでしょう。
先々を見ての導入と、何より地域資源地元資源を活用したい、コストを削減したい
様々な要因から今回の薪ボイラーの導入に至りました。
燃料は この丸太
だいたい直径20センチから30センチくらいの丸太を、チェーンソーで40センチくらいの長さに切り分けていきます。
その丸太を燃焼させることで、水を80度くらいに燃焼させて循環させます。
その循環させた熱湯で、タンクにたまった温泉と熱交換をさせ
源泉温度27度を42度くらいまで上昇させて、ポンプで大浴場にかけ流しをしております。
もちろん浴場のサイズもおあり、循環ろ過の必要性があるためにどうしても循環はさせておりますが
浴槽からあふれる温泉の量は今までとは比べ物にならないほどになりました。
まさに掛け流しをしております。
薪ボイラーの説明を
WOODJOB林業男子にあこがれている 若旦那の映像をどうぞご覧ください