秋の虫を探そう!
「夏は虫自体を探し、秋は虫の音を探す」
byミドリマン
お盆も過ぎ、秋の虫が一斉に鳴き始めました!自然体験担当、ミドリマンこと豊島です。
夏の虫探しと、秋の虫探しには決定的な違いがあります。
夏はカブト虫捕りやバッタ捕りなど、昆虫そのものを探すことに対して、秋の虫は鳴き声(音)を探します。
鈴虫やマツムシなど、自然豊かな場所に生息する秋の虫は、都市部では減少していますが、
コオロギやクツワムシなど環境変化に強い個体は、都市部の公園や川の土手など、少しでも緑があれば生息しています。
楽しい楽しい夏休みもそろそろ終わり、新学期がやってきます。
次に自然と触れ合う事が出来るのは、冬休みでしょうか?
「私は、そうは思いません」
ここ、奥房総亀山のような大自然で無くても、皆様の近くの公園や川の土手でも小さな自然は残り、人間の生活圏で逞しく生きている生き物がいます。
駅からの帰り道、学校帰りの公園、いままで意識を向けていなかったところに意識を向けてみる機会を、秋の虫たちは与えてくれます。
一度、ご自宅近くの緑の残っている場所に、秋の虫探しに出てみませんか?きっと新しい発見や気づきがあると思います。
ベース音になる、ヒュルヒュルヒュルヒュルと鳴いているのがエンマコオロギ。
チッチッチと鳴いているのがカネタタキ(コオロギの子供に見えますが、成虫です)
そして、ガチャガチャガチャと、川原でうるさく鳴いているのがクツワムシです!
YouTubeなどにも、様々な音源が出ているので良かったら聴いてみてくださいね。
当館でも、事前にご予約頂ければ、秋の虫探しにご案内いたします♪
亀リト担当
豊島