情熱の参代目若旦那　鴇田英将です！！

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過去に類を見ない国難どころか世界的なウィルスのパンデミック
想像だに出来ない中で、僕は旅館の経営者としてこの困難にどう対処し立ち向かい乗り越えていくかを試されている。
このブログを書いている2020年4月8日現在の新型コロナウィルスの感染者数と影響度は

全世界で感染者数　1,397,184人
全正解で死亡者数　80,142人
全世界で回復者数　257,100人

中国武漢市で初めて感染者が出たのが12月末
たった３カ月で、たった１００日で　全世界に広がり１４０万人が感染して、８万人が死亡してしまったんです。

この全世界の危機に、今僕は２３名の従業員を抱える中小企業の代表取締役であるという責任

あの時以来の世界恐慌と言われるリーマンショックに置いては、まったく経営に関与していないので実感がなく
東日本大震災が起きた２０１１年３月からの危機も自粛こそあれど、営業をすることで売上を見込めた。
記憶に新しい台風１５号１９号の大型台風被害も、ライフラインの途絶えた２週間の休業後も希望をもって営業再開が出来た。
被害も保険が下りて、補助金が下りた。
そして全国の仲間が助けてくれた。それは直撃したエリア以外の経済はきちんとまわっていたからだ。

でも今回は違う
経済を止めてまで感染拡大防止に舵を切っているのだ。

それだけ命の危険にさらされているのだ。
イギリスフランスの医療崩壊、アメリカの爆発的感染拡大、そして日本でも・・・

期待されていたオリンピック東京２０２０の延期決定からめまぐるしく動き出した。
本気で感染拡大防止に動き出した。

２０２０年４月８日現在　日本
感染者数　3,817人
死亡者数　80人
回復者数　605人

この被害がどこまで広がるのか

4月7日　安倍首相から緊急事態宣言が出されました

亀山温泉ホテルは3月31日時点で4月1日から17日までの休業を決断しました。
全スタッフを集めて今回のコロナ騒動についての僕の考え方、そして休業補償について、そして休業について説明を行いました。
この亀山温泉チームでこのかつてない経済危機、営業危機をみんなで乗り越えていかないといけない。
誰ひとりおいていかない、みんなで乗り越える。それが僕の100％コミットメントのリーダーシップです。

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経営者はいろんな場面で大なり小なり判断を求められます。
そしてその判断に全て責任が生じます。
迷えば迷うほど失われていくのが時間という資産、そしてお金という資産
経営者の大きな仕事って本当に『決断』と『責任』ですよね。

でも書いていて思ったけど、これ人の人生も一緒ですよね。そう思って生きているかどうか。
自分の人生に常に選択があって、何かしらを決断して選んで、そしてその人生に責任を持つということ。
○○が悪いとか、どうしようもないとか、その人生を選択した責任から逃れているだけですよね。
こう書いていて更にその矢印が自分に向いて心がずきずきしますが（笑）

今回決断をした決め手は
命の重さ
まだ近くで感染者がいない中で、これは誰でも感染者であるリスクがあるということにおいて、果たして営業することが良いのかどうかという判断
自分が問題なくても、従業員が問題なくても、お越し下さるお客様が問題なくても、誰が感染者かわからない
密閉、密接、密集、を避けたとしても、従業員の体温を検温していたとしても、マスク手洗い消毒をしていたとしても
本人の向こうにいる大切な家族の命に絶対的な保証が持てるのかどうか

全員のウィルスの検査が出来ない、そして病床が足りなくなるリスク、そして確実に向かっていくパンデミックと医療崩壊にむけて
命を守ることと、そして社会的責任を果たすことの両面を重んじて　休業を決断しました。

そしてその次に大事な　会社を守ること、従業員の生活を支えること

においては　政府が行う緊急支援策を全て活用させてもらいます。

大事な決断における2つのポイント

会社を守ることつまり、キャッシュをもって売上が無い中耐え忍んでいくこと

政府系金融機関からのコロナウィルス緊急措置の融資を活用します
無担保無利息（期間有）のこの融資を出来る限り借入を起こします。
既存の借入金の返済を借り換えを行い、金利負担を減らし、更に据え置き期間をもって返済をストップさせ、その間に体力をつけます。
また返済の期間を出来る限り長期化させ、返済スタートからの月々の返済を軽くします。
これにより、今既存の返済金額が据え置き期間内でなくなり、さらにその後の返済も負担が楽になります（当然返済期間は長期化します）

従業員の生活を守ることつまり、お給料を払うこと

休業の期間中には　休業補償（お給料の60％）を支払います。
正社員は固定給なのでわかりやすいですが、シフトで給与が上下するパートアルバイトは、過去3カ月の累計平均から日割を算出し、その金額の60％を支給します。
この支給額も、政府から雇用調整助成金が適応となり、中小企業は90％が国から補償されます。
これを受けて、この休業補償の60％を高く設定することが出来そうです。
それでもある会社負担分は、先に挙げた融資のキャッシュから捻出し支払います。

こうしてコロナ収束から景気回復に向けて備えて動きます。

でも休業中も出来ることはたくさんあります。
経営者としては会社のこの先の方向性を決めることと、スタッフの意思統一、また新しい柱の構築を考えています。
とにかく会社が休業でも立ち止まっている暇はないということ。

やれることとやれないことをしっかり見定めて、どんな未来にこれキッカケで鳴るのかをしっかり予測し、その予測に基づき行動計画を策定します。

さぁやってやろうじゃん！！

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