スタッフ/人材育成

多くのお客様に愛されてきたフロントおもてなし係の静香さんが実は
更なるキャリアップの為に2017年11月30日をもって亀山温泉ホテルを卒業いたしました。

振り返ることもう4年も前、初めてのフロントスタッフとして入社し
3年目にはこれもまた初めての亀山温泉ホテルの正社員としてずっと頑張ってきてくれました。

たくさんの思い出があります。
SNSも率先して情報発信に努めてくれ、後半は売店店長として様々なポップやレイアウト変更
新商品の案内などを手掛け、売上も伸ばしてくれました。

亀山温泉ホテルので経験を、元にさらなる成長を遂げていく彼女が楽しみです。
ずっと応援しています。

そんな静香さんのラストインタビューをどうぞご覧ください




圧倒的なアイディアマンで、いろんなことを思いつき、実行に移すものの
周りを巻き込んでいくことが苦手で、結局独りよがりで苦しむことが多い情熱の参代目若旦那です。

なんだかんだ言って一番大切にしたい気持ちは 『心ひとつに』ということに集約されることを痛感します。

さてそんな私のまたどうしても現状打破したく行ったことがあります。それが

外部講師をお招きしての改善-KAIZEN-ミーティング

大体年に3,4回ほどスタッフのみ集めてのミーティングをしております。
そこでいくつかの改善事項が出て、職場が、旅館が、関係性がよくなっていくのを感じます。

ただ今回はどうしてもその上のステップに進みたく
最近スタッフともしっかりとしたコミュニケーションが取れていないことも感じました。

そこでいつも大変お世話になっているリクルートじゃらんの熊谷さんに相談して
その道のプロであるコンサルタント稲荷山さんセミナーを確約いただいたのでした。

しかし開催までは前途多難
僕自身の思いを伝え不足もあり、コミュニケーション不足もあり、この勉強会へは困惑の表情を浮かべ
「ちょっと参加できません」との声がどんどん出てきて、私も私もと・・・

また俺の独りよがりだと凹みました。
みんな仕事をよくしたいって思っているのは間違いないけど、現状を変えることや新しいことはしたくない

また若旦那がなんかやろうとしている そんな心の声がいっぱい聞こえてきました。

「お願いです、みんなでよくするために、仕事としてこの勉強会出てください」
「・・・」
泣きそうになりました・・・。


母である女将に相談し、「仕事としての参加なんだから強制させるから」と強くみんなに言ってくれました。
僕にはこの強さがない、弱い僕が一番手に入れなくてはならないものだ。

そうして当日を迎える





魅力ある宿づくりを目指して というタイトルの元
2時間半に及ぶセミナー

始まれば稲荷山先生が話す一言一言、そして作り出す雰囲気に
真剣に話を聞いていたスタッフたち


そして大切なワーク
自分たちがよくするためにどうしたらいいかを書いてもらう

これ僕もミーティングでも思っていること
人からやりなさい、こうしなさい、と命令されるのではなく

自分たちがどうしたらもっと良くなるか、どうしたらもっと改善されるか、どうしたらもっとお客様が喜んでもらえるか

自分たちの頭で考え、自分たちの言葉で発し、自分たちの言葉で書くことが一番大切なこと。

答えはすべて、すべて、自分たちの中にあるのだから。

ぼくたち経営陣はその方向性をしっかり指し示すのが大切な仕事なんだって思う。





A班 B班 C班に分かれ、それぞれで改善案を3つ 25分の中で出し合いました。
その9つがこちら


  • いつも笑顔で接するよう意識する
  • 清掃をしっかり行うこと
  • 観光情報をみんなで共有してすぐ答えられるようにする
  • 呼び出しピンポンにはすぐ反応して伺うこと
  • お客様のご要望にすぐ応えるようにする
  • 夕食の飲み物担当をしっかり決めてすぐ出すこと
  • お客様が快適に過ごせるようにきちんとしたお部屋の受け入れ態勢を整えること
  • お料理を出すときは一言付け加えて満足度をアップすること
  • 忙しくても笑顔笑顔でお互いにチェックすること

もうみんな最高じゃないですか。
こういう場を作ればいいんだって思った。
独りよがりはやっぱり話す場がないから、きちんと向き合う時間を作っていないからだなと。
分かっていながら分かっていながらも、やっぱりできていない自分に反省です。


勉強会が終わったら、恒例の懇親会



未来の大社長のカラオケ大会も大いに盛り上がりました。


このメンバーで心ひとつに
旅館を、会社を、地域をよくしていきたい

もっともっと良くしていきたい

お客様にもっともっと喜んでいただき、選ばれる旅館になりたい
スタッフがもっともっと働きやすい環境、そして満足できる待遇、働きたいと思える会社にしたい
地域にとってなくてはならない会社になりたい、愛される旅館になりたい
二人の後継ぎが 僕が継ぎたい 僕が継ぎたい この会社で働かせてくれと
言ってもらえるように会社を育てていきたい


その為にもっともっと僕は走り続けないければならい。