若旦那の夢【参代目の挑戦】

最近いろいろと思い詰めることも多く、非常にもどかしい、苛立ちに襲われる日々を過ごしていました。
ちょうど年が明けてからの半年間、精神的にはきついタイミングでした。

いろいろな状況はありますのですべてをお話が出来ませんが
『あっいつもそうだなぁ、順風満帆ってないよなぁ、試されているなぁ』と感じる(というより言い換えて解釈を変える)

どこかで自分はきっと大丈夫って思っている。
周りからの『君なら大丈夫』という声が支えになったり、無責任なって思ったり、いろんな感情がジェットコースターのように襲ってくる。

それでも時は過ぎ、笑顔になったり元気になったり、夢中になったりしながら
人生の時間が過ぎていく。

そして結果何とかなっている場合が多い気もする。

何とかするべく動いて何とかした場合ももちろんあるし、時間がたって気持ちが落ち着いたこともある。

覚悟しないとぐらぐらしている気持ちも、覚悟して決めると案外すっきりしたりする。



今日とある方とのセッションを受けていてひとつの気づきがあったので忘れないうちにアウトプットしてシェアをします。

僕が世界一尊敬しているのは祖父鴇田五兵衛、亀山温泉ホテルの創業者です。
本当にすごい方で、地元の方からの厚い信頼は、亡くなって18年たった今も多くの方から『お世話になった』と言われることが多い。

お葬式ではありえないほどの花輪が並んでいたのを今でもよく覚えています。

さてそのセッションでのフィードバックは


尊敬しているとエネルギーがあまりに強いと、その先代を自分自身が超えてはならないという潜在意識が働いて、自身の成果や価値観をそれ以上上げないようにマイナスの力が働くことがある。これがブレーキになっているそうです。
そして僕の場合、地元の多くの方が口をそろえて『お前のおじいさんは凄い人だった』という声やその根底にある集合意識が、自分に多大な影響を及ぼしているという。

これ真理だと痛感。

『先代を超える』という宣言はとてつもないリスクと感じている。思っていても地元の人の前でその言葉を出そうものなら『あの人は凄い人なんだ』という目線に、自身の成果を重ねてひるんでしまうに違いない。
だから超えないようなところで頑張っているのかもしれない。

一度父にそんなことを相談したことがる。
きっと父も同じように感じたことがあるだろうから。


『時代が違うかなぁ』とその言葉で後継者の頑張りをたたえてくれた。

同じ時代で同じように頑張っているわけではないから、比べることが自体がおこがましいのかもしれない。
少なくても自分自身は想いをもって取り組んでいる。その様子を亡くなった祖父がどう思っているかなんて正直分からないけど
でも『よく頑張っている、頑張って欲しい』と思っていて、自分を超えていってほしいって思うのだろうなぁ。(と勝手に解釈)

自分も子供たちには自分を大きく超えていってほしいと思っている。
祖父が会社に戻ってくる前の家族の飲みの場で『俺はもう英将に期待している』という言葉をもう一度信じてみよう。

プレッシャーとか責任とかという言葉に逃げないで、やってやろうじゃんというモチベーションに変えて楽しむ(楽しめない状況もあるが、解釈次第ってことで)

ってことで周囲の集合無意識は、会社内や自分自身を取り巻く環境のエネルギーをプラスの環境にしてそちらの集合無意識を『社長ならいけるぞ』ってしてしまおう!!

なぜなら今のこの環境は自分が作れるのだから
事業承継させていただき感謝の気持ちをもって、自分が作り上げていくのだから!!