チョコレート色の天然温泉が自慢の湖畔の湯宿 亀山温泉ホテルの参代目若旦那です！

もうかれこれ父親道を5年歩んでおります！

僕には2人の宝物がいます！

5歳になる長男衛吾（4代目チビ旦那）
→夢は消防士

3歳になる次男翔之丞（4.5代目ショウ旦那）
→夢は警察官

（2人とも継いでよーってのは親のエゴです）

つい先日こんなことがありました。
年の近い兄弟を待つ親御さんならよくあるシチュエーションじゃないでしょうか。

久々のパパとお外で自転車遊びをしていたときのこと、長男が遊び疲れて
「お父さん喉乾いたからジュースのみたい」と言いました。

そこで遊び場を後にして3人でジュースを買うために1度家に戻りました。

父「3人でひとつにしよっか」
→少し前からお腹を下していて回復したばかりの子ども2人、さすがに１本は多いと判断して伝えたところ

チビ「やぁーだ、僕は1人で飲む。3人で３本にする」
ショウ「僕も1人で飲む」

真似をする3歳の次男
父「だって1人１本飲んだらどうなるの？」

ふたり「ビチビチウンチになっちゃう」

父「じゃあ、1人ひとつでいーのー？」

ふたり「だーめー、、、でも飲みたいんだもん」

父「じゃあお父さんいらないから、ふたりでひとつ決めて買いに行こうよ。お財布持ってきな」

鴇田家はふたりの子どもも小遣い制なので、こうしてジュースやおもちゃ、ガチャガチャなどは彼らのお財布からお金を出してもらいます。

ここで問題発生
チビ「僕はフルーツ牛乳がいい」ショウ「僕はりんごジュース」

ふたりの好みが分かれ、対立してしまいました。ふたりは声を荒げ、フルーツ牛乳とりんごジュースを主張を繰り返してばかり。

しまいには何の罪もないフルーツ牛乳とりんごジュースを否定しだしました。

チビ「だってりんごジュース美味しくない」
ショウ「フルーツ牛乳美味しくない」

議論は平行線のまま

さぁ、パパこんな時どうする？

パパ旦那は、子供の主張を受け止め、繰り返し繰り返しこう口に出してみました。


「じゃあどうしたらいいと思う？」

子供たちは以下の状況をちゃんと理解していまふ

?ひとり１本飲むとお腹をくだしちゃう
?お互いに飲みたいものが違う
?でも自分の飲みたいものは譲れない
?このままではジュース買いに行けない

わかっていながら、自分がこれを飲みたいという欲と戦っている訳ですね。
（まぁこれは大人でもよくありますよね。）


3人でテーブルを囲み、議論を繰り返すこと15分ほど、、、


ついに長男が

りんごジュースを買いに行く

そして彼はそのまま目に大粒の涙を浮かべて、顔を伏せて泣き出しました。

そう悔しいんですよね、自分の意見通らなかった。弟に譲ったことも。

でもお兄ちゃんとしていろんなこと考えて、自分の飲みたいフルーツ牛乳を我慢して、弟の飲みたいりんごジュースを買うことを決意した。

僕は父として、お兄ちゃんを抱き寄せて、いい子いい子しながらゆっくりと話しかけました。
「翔ちゃんの好きなりんごジュースでいいんだね。衛吾、偉いよ。ちゃんと考えたんだもんな」

「うん」


それから僕はお兄ちゃんのお財布から50円、おとうと君のお財布から100円（飲みたいものが飲める弟は多く出費、これも勿論ちゃんと説明しました）を取り出し、おとうと君の飲みたいりんごジュースを買いに行きました。

そしてふたり仲良くちゃんとシェアして飲んでいましたが、最後には

「おとうちゃんも喉乾いたから、フルーツ牛乳買おっと」とフルーツ牛乳を買って、飲みたがってたお兄ちゃんとシェアしました。


それを見ていたおとうと君は
「おとうさん、はいどーぞ」とリンゴジュースをシェアしてくれました。


これですべての問題は解決
?ひとり一本ではなく、子供たちは半分ずつ（おとうさんがそれぞれ半分飲んでるから）
?おとうと君、飲みたいりんごジュースを飲めた
?お兄ちゃん、結果フルーツ牛乳飲めた
?おとうさん、長男と次男の優しさを見ることができた


今回、泣きながらも弟に譲ったお兄ちゃんに僕はこう伝えました。

偉かったね。でも衛吾、みんなハッピーになれたよ。衛吾のおかげだよ。ありがとう。

これからもねこうやって、意見がぶつかった時ね、よく考えてみようね。自分の意見通らなくて悔しくても、相手に譲ってあげることって、実は後からきっと返ってくるものだよ。

自分自身に言うように、子供に伝えた言葉

またひとつ僕は子育てを通じて、大切なことを教えてもらいました。

この子達の父親で本当に良かった！