若旦那の夢【参代目の挑戦】

情熱の参代目若旦那 鴇田英将です!!

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3時間にもわたるロングインタビューで参代目を赤裸々に暴く


今日はちょっと真面目な話をしたいと思います。
テーマは、**「欲」と「幸せ」**の関係について。

普段、旅館にお越しいただくお客様を見ていると、本当にいろんな表情があります。
満面の笑みでお風呂上がりのビールを楽しむ人もいれば、ぼんやり湖を眺めながら「今の人生、これでいいのかな」って、何かを見つめ直しているような人もいます。

そして僕自身、経営という立場に身を置く中で、ずっと考えていることがあります。

「人は、欲を満たすことで幸せになれるのか?」
「それとも、欲を抑えることで幸せになれるのか?」

結論から言うと、僕はどちらも正しいと思っています。
でも、それは欲に振り回されるのではなく、自分で欲と向き合う力があることが前提です。


最高の仲間との時間


■ 欲を満たす=幸せ?


たとえば、旅館を経営していると「もっと売上を伸ばしたい」「もっと評価されたい」という気持ちは、自然と湧いてきます。

これは経営者でなくても同じで、日々の生活の中で
「もっと給料が高かったら」
「もっとあの人に好かれたら」
「もっと〇〇が手に入ったら」
っていう気持ちは誰もが持っている。

実際、この「もっと欲しい」って気持ちが原動力になって、行動や成長につながることもあるんです。
「欲」は悪者じゃない。

心理学者のマズローは、人間の欲求を段階的に整理しました。
「まずは食べること、寝ること。次に安全。次に人とつながること。そして認められること。最後は自分らしく生きること」
これを**「マズローの欲求5段階」**といいます。

この順に欲が満たされると、人は充実感や幸せを感じるっていう理論ですね。

でも一方で、こんな言葉もあります。



■ 「欲は底なし沼」?

19世紀の哲学者、ショーペンハウアーはこう言いました。

「人間の人生は、欲望による苦しみと、それが満たされた後の退屈の繰り返しである」

ちょっと極端かもしれないけど、ドキッとしませんか?

たとえば、「お金がもっとあったら幸せ」と思っていても、いざお金が増えると次は「もっと自由な時間がほしい」「もっと特別な経験がしたい」と次の欲が出てくる。

この**「もっと、もっと」**が続く限り、どれだけ手に入れても、心が満たされないことってあるんです。

仏教では、このことをとてもシンプルに言い表しています。

「欲は、苦しみのもと」

仏教の教えでは、人間の悩みや苦しみのほとんどは、「もっと欲しい」「失いたくない」っていう執着=欲望から生まれるとされているんですね。

ブッダはその解決策として、「足るを知る」という言葉を残しています。

「足るを知る者は富む」

つまり、「今の自分にあるものに満足できる人こそ、本当の豊かさを手にしている」という意味です。

■ 僕が「欲」とどう向き合ってきたか

正直に言います。
僕も、最初は「もっと認められたい」「もっと儲けたい」と思っていました。今でも思っていることはあります。

でもあるとき気づいたんです。
その“もっと”が、自分を苦しくしていることに。

お客様の笑顔や、スタッフの頑張る姿、地域の人とのつながり――
本当はすでに「幸せのタネ」はたくさんあったのに、
「まだ足りない」と思って、それを見落としていた。

だから僕は、自分の中にある「欲」とちゃんと向き合うことにしたんです。

欲を否定するんじゃなくて、欲を“選ぶ”。
「これは追いかけていい欲か?それとも手放すべき欲か?」って。

そして、自分が本当に欲しいのは“幸せな時間”だって、ようやくわかりました。
それは時間と感情と結びつくもの

家族との時間、仲間との時間、スタッフとの時間、地域の方との時間、そしてお客様との時間
良質なコミュニケーションをとることで、お互いの時間と感情が交わるときに 笑顔になったり心地良くなったりする

■ 現代に生きる僕たちができること

今の時代は、SNSやネットで「他人の幸せ」が見えすぎる時代です。
誰かの贅沢な食事、キラキラの旅行、リア充な人生――
それを見て、自分も「あれが欲しい」「あれが正解なんだ」と思ってしまう。

でも、本当の幸せは人それぞれです。
「人と比べてどうか」じゃなくて、「昨日の自分と比べてどうか」を大事にしていきたいですね。

欲を満たす=外に求める幸せ
欲を抑える=内にある幸せに気づく

その両方を、バランスよく持てることが、大人の生き方なんじゃないかって、今の僕は思います。

■ こんな経営者の下で働きたいと思ってくれる人へ
僕は、欲をゼロにしようとは思いません。
でも、「何のためにそれが欲しいのか?」を一緒に考えられる仲間と働きたいと思っています。

スタッフ一人ひとりが、自分の「本当に満たしたい欲」に気づき、
それを仕事を通じて実現していけるような旅館をつくりたい。

この会社は僕を含めて、みんなが幸せになるための仕組みでしかない。

誰かに認められたい。
お客様に喜んでもらいたい。
もっと自分を好きになりたい。
そんな素直な欲が、やさしくて、あたたかくて、強いチームをつくると僕は信じています。

幸せに生きるって、難しいことじゃない。
欲とどう向き合うか。それだけで、人生は大きく変わる。
僕は、そんな人生を、ここ亀山温泉ホテルから実践していきたいと思っています。

ここまで読んでくれたあなたへ、ありがとう。
どこかで共鳴するものがあったなら、ぜひ一緒にこの場所を育てていきませんか?

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